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  • マーシーの海釣り日記【その53】
    和歌山県 加太のマダイ釣り
    船

    12月28日(日)に友人と2人で加太へ、マダイ釣りに行きました。船は勝栄丸さんの乗合です。お客は8人乗りで8人でした。お天気は快晴です。
    AM6:10に港を出て、ポイントの友ヶ島周辺までは20分ほどでした。前回はアジも釣りましたが、今回はマダイ1本でした。エサは写真のピンクビニール疑似餌で、胴付き4本針にチョン掛けです。加太のマダイ仕掛けは船によって少しづつ違います。
    勝栄丸さんはどちらかと言うと、短い道糸、ハリスの4本針胴付き。道糸の長い5~6本針の船もあります。どっちがいいかは自分には解りません。船頭さんの好みだと思います。でも短い方が手返しは楽です。水深は20〜25mです。
    疑似餌 前回はリールの巻上げを底から10回程でしたが、この日は7〜8回程リールをゆっくり巻いて又、底に落とすの繰り返しでした。オモリは30号。流し釣りでポイントを次々に変えていきます。
    1時間ほどは全然、アタリもありませんでした。8時過ぎに船後部の人が50cm程の
    良型マダイが上がりました。自分には8時20分に前アタリが"コンッコンッ"とありました。速い合わせは厳禁なので、リールの巻上げを止めて祈る気持ちで、次のアタリを待ちました。2回目、3回目の"コンッコンッ"の後に"グイ〜ッ"と竿がしなりました。そこで合わせを入れました。タイ独特の2段引きを楽しみながら、Getしたのは写真の赤色と青の水玉が綺麗な加太マダイ38cmです。その後も4回、前アタリがありましたが、本アタリになりませんでした。船頭さんも「前アタリで絶対合わせたらアカンで〜!リールを止めて本アタリを待って、それで喰わんかったら諦めなしゃ〜ないで〜!!」と言います。前アタリのあった全ての疑似餌ナイロンには、くっきりとタイの歯型が残ってました。それを見るととても悔しくなります。「何で、もうひとくちパクリといってくれへんねん〜?!」
    ここのマダイは、前アタリでリール巻上げを止めるタイミングが、少しでもずれると、潮によってはナイロンを本喰いしないのかもしれません。竿先に神経を集中していないとダメです。もしくは、手釣りの方が良いと思いました。又、リールを巻上げる速さ、リズムも大切だと判りました。どうしても釣れないと、リールを巻上げる速さが遅くになりがちですが、それは逆だと船頭さんが教えてくれました。「ゆっくり巻くより少し早い目に巻く方がええで〜!」「仕掛けを替えようと、早く巻上げてたら、喰うことがようあるで〜!」
    この日の潮は中潮で、魚の喰いシブかったです。AM11時45分に納竿でした。

    マダイ38cm カレイ36cm

    自分の釣果はマダイ38cm×1枚だけでした。
    タイ1枚では淋しいので、帰りに泉佐野の青空市場へ寄りました。
    刺身用に活けの本カレイ37cm(1,100円)を買って帰りました。自分はヒラメよりカレイの方が好きです。
    タイの刺身とカレイの薄造りをポンズで食べました。"言うまでもなく美味でした"タイのアラは骨蒸しと潮焼きにしました。カレイのキモ、タマゴは煮物で、骨は焼いてから吸い物にしました。

    カレイ刺身 マダイ刺身

    写真は、出船前の勝栄丸船頭さんと飼い犬です。犬はいつも出船を奥さんと見送ってくれます。加太漁港にはたくさんの釣り船がありますが、勝栄丸さん(8人乗り)はとてもお客さんの面倒見が良く、色々と釣り方を丁寧に教えてくれます。自分も加太の他の
    船に行きましたが、今は勝栄丸さんがお気に入りです。この日も"ボウズ"の友人に、前日に釣ったマダイをお土産でくれました。

    今年の釣り日記はこれで完了になります。来年も宜しくお願いいたします。
    By Marshy

    ■ 勝栄丸さん 0734-59-0508 
    乗合¥12,000 (仕掛け、エサ、氷、暖かいおしぼり付き。船トイレ完備)
    船の前の駐車場は加太漁港へ¥500必要です。

    船頭さんと犬



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