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  • マーシーの海釣り日記【その59】
    日本海経ヶ岬のアコウ釣り
    釣り状況6月13日(日)旬のアコウを狙って、友人二人と日本海宮津の裕凪丸さんの乗合へ行きました。船頭のオヤジさんは仕立て船で、今回は若船頭のニュー裕凪丸に乗船しました。お客さんは11人です。座席は右舷先に座りました。出船は5時20分。ポイントは当初、足を伸ばして久美浜まで行く予定でしたが、波と風が少々強かったので断念して通常の経ヶ岬の沖合いになりました。
    約40分で到着。エサは小サバと小アジでした。
    狙いはアコウなので最初から小サバを付けました。仕掛けは6号ハリスの胴付き2本針。捨て糸は4号。針は丸セイゴ17〜18号。オモリは60号。最初のポイントは水深95m。3投目でアコウとガシラのダブルが上がりました。
    「今日は幸先がいいぞ〜!」と喜びましたが、その後はパッとしませんでした。前半はアコウ狙いで、昼前から冠島南西の水深100mポイントでオコゼを狙い、納竿前は水深70〜80mポイントでヒラメを狙いました。隣の常連さんが写真の良型アコウを上げ、後ろの常連さんが良型のオコゼ(鬼カサゴ)を上げました。

    釣り状況 釣り状況
    鬼オコゼ 鬼オコゼ

    自分には良型が上がらないので、最後の方はあきらめの気持ちと、悔しい気持ちで元気がなくなっていくのが分かりました。それでも「あと30分、最後まで諦めたらアカン!」の気持ちで、ヒラメの一発狙いをしました。下針のエサを小サバ(5〜6cm)から小アジ(12〜13cm)に替え、孫針(丸セイゴ17号)を付け加えてヒラメを待ちました。焦れば焦るほど根がかりをしたりと・・・悪循環。

    その時間帯は時間切れ寸前でとても息苦しく、辛かったです。

    ふと“人生も良い時もあれば、尻カッチン時間切れ寸前で苦しい時もある。”釣りも少し似ているな〜と思ってみたり・・。「投げたらアカン!前向き、前向き・・」と自分に言い聞かせて、手返しをして竿先に集中していると“コンッ、コンッ”のアタリが・・・。小アジが食べられるパニックで暴れ回っている振動も伝わって来ました。小アジには悪いけど「お願いやから食べられて〜〜!!」と心の叫びが冠島まで聞こえそうなくらい大きなものでした。

    釣果 釣果
    釣果

    そして遂に“グイッ〜!”根がかりか?ヒットか〜?竿を立てると“グイッグイッ”でリールが巻けました。「よっしゃ〜!」次に大きいか?小さいか?「アカ〜〜ン!小さい!」

    若船頭さんが「これはヒラメの引きやな〜!?」慎重に手でリールを巻き上げて上がったのは35cmほどのヒラメでした。「これはカラ揚げやな〜!」「カレイか〜?」などの周りの皮肉を浴びながらでも、とても嬉しかったです。たまたま上がったのは小ヒラメでもヒラメはヒラメ!大ヒラメより小ヒラメが先にエサに気づいただけで、釣果は紙一重!なにより結果が出たのが自分には嬉しかったです。そしてPM2時に納竿でした。

    釣果自分の釣果はアコウ3、ソイ1、ヒラメ1、ガシラ3、オキメバル1でした。

    釣果はいつものように、くら寿司さんで成仏させていただきました。

    アコウのうす造り、ガシラの煮付け、ヒラメの昆布シメ、ソイの天ぷら。残りは家で塩焼き、煮付けにしました。ヒラメの昆布シメは翌日には最高に美味の酒の肴になりました。

    ヒラメ昆布シメ

    くら寿司さんの常連さんが同じ日に持ち込んだ釣果、和歌山のアカイカと67cmのマダイの刺身を食べさせて頂きましたが、腰が抜けそうなくらい甘くて美味でした。次は剣先イカ釣りに行こう!とすぐ決めました。

    今回もお世話になったニュー裕凪丸さんは、新造船で装備もバッチリです。初めての人、女性にもオススメです。高級な根魚の種類が豊富です。

    ■裕凪丸  0772-28-0918
    http://minnaga.com/yunagimaru/index.htm
    料金は15,000円(餌、氷付き)
    駐車場は1台500円(養老漁協)

    ■ くら寿司 06-6796-3766  定休日 月曜日
    大阪市生野区巽南4-7-18(内環状線沿い、北向き左側)


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