今回の釣り方は、ヒラメ以外の魚がメインなので、基本的には魚の引き（コンッコンッ）に対しての“合わせ”を入れて釣りました。合わせて竿を立てて魚が掛かっていなくても、すぐに仕掛けを下ろしてやると50％以上の確立で又、喰ってきました。アタリの後にボ〜ッとしていると、魚に根に入られて根掛かり状態になります。丁寧に根掛かりを外すと魚も付いてきました。
根魚釣りに根掛かりは必ず付き物で、怖がっていてはダメだと思います。ただ、根掛かりになってもすぐに諦めず、何度も幹糸を緩めたり、やさしく竿を前後に振ったりして最大限の外す努力をします。そうすると結構、根掛かりは外れるものです。あと、隣、後ろの人が根掛かりするのを見たら、少しだけタナを上げて注意の用意をします。船長が魚探を見て、マイクで「根掛かりしやすいから注意しいや〜！」と毎回言ってはくれませんから・・・。根魚釣りで上手い人を観察して感じた事は、
(1)とにかく手返しが速い！
(2)たえず、根掛かりを怖がらないタナをとるが、無駄な根掛かりもさせない。
(3)根掛かりをやさしく外している。（結果として殆ど外して、外すのが上手い。）
(4)替えの仕掛けを惜しまないで、少しでも糸ヨレなどがあれば交換している。
(5)置き竿をしない。
基本的に竿先への集中力と、周りへの観察力が違うようです。

　　　
納竿のpm2:30前にオマケの刺身の美味しいマハタが上がりました。
この日の釣果は、ガシラ15（大5・中5・小5）、レンコダイ1、マハタ1、沖メバル3でした。それと、エサのアジが良型だったので5尾貰いました。

大阪へは、PM6時30に到着して、いつもようにくら寿司さんで魚を成仏して頂きました。マハタとガシラの刺身、ガシラの煮付け、あらの赤だし、アジの寿司、マハタの皮ポンズ。型の小さいアジ、沖メバル、ガシラは家で開いて一夜干しにしました。ガシラはお腹に卵がパンパンで、マハタはコリコリでした。
久しぶりの釣りは、寒い日本海で風邪をぶり返しましたが、型の良いガシラが沢山釣れて良かったです。 ガシラはやっぱり美味しいです！

帰り際に裕凪丸のオヤジさんが唸っておりました。「日本海側は雪で道路が走りにくいと思われて、お客さんは敬遠されるけど、今は全然ないから、みんなドンドン遊びにきてや〜！」「これからはソイが上がりだすからな〜！」「気を付けて帰ってや〜！有難う！」 ということです。
みなさんも裕凪丸さんへ遊びに行ってみて下さい。