マーシーの海釣り日記【その46-2】
沖縄県西表島(浦内川)のチヌ釣り
8月13日に、石垣港から安栄丸で西表島(船浦港)に渡りました。高速船で40分です。
今回は、星砂海岸にある「ペンション星の砂」に泊まりました。
シーズンはダイバー、家族連れでペンションは賑わいます。部屋は和室、洋室があり、部屋の前はすぐに星砂海岸です。
大型のダイバー船(星の砂号)も所有しています。目の前がサンゴ礁で、星の形をした星砂がとれる海岸です。
星砂は有孔虫のカラだそうです。
歩いて15分くらいの所に月ヶ浜(砂浜)もあります。
今は大型のリゾートホテル(オリックス系列)を建築してました。
由布島は島周2.15km、海抜1mの離れ小島で、島へはのんびりゆらゆら水牛車で渡れます。料金は往復1,300円くらいだったと思います。歩いて渡っても500円取られます。島内には、観賞用の花々と小さな動物園があります。
写真の手長エビは、大阪からエビ、カニ獲り用の網籠を3つ持参して捕まえたものです。14日に地元売店で餌のスルメと冷凍サンマを買って、山奥の川へ仕掛けて置いたものを15日にひき上げました。手長エビは8尾で、名前の解らないカニが6匹ほど入ってました。カニは逃がして手長エビだけを宿へ持って帰りました。少し期待したガサミ(美味で高級なカニ)、天然ウナギは入ってませんでした。手長エビはから揚げで美味です。
初日からジャングルのサバイバル気分を味わいたくて、一人で山の中へ網籠を仕掛けに入りましたが、ヒルとハブの恐怖が少しありました。途中で天然記念物のセマルハコガメ2匹と出会って、愛きょうのある亀の顔で気が楽になりました。
15日に西表島の友人(池間さん)と2人で、マングローブが成育している浦内川下流へ、チヌを釣りに行きました。船は友人の船です。船を停泊している桟橋からポイントへは5分ほどです。AM11:00〜PM3:30(干潮)の釣りで、弁当を食べながらのんびり釣る気持ちの良い楽しい空間でした。
釣り方は、仕掛けの10号中通しオモリに、3号ハリス(70〜80cm)、4号チヌ針をポイントへ投げる簡単なものです。
ポイントはマングローブの際を狙って投げます。餌は冷凍のエビです。
昼間の大物はマングローブ近くにいるそうです。潮の流れがメチャ速いので、船は前後でアンカーを落とし、船を完全に固定して釣ります。前半は一投目からコンスタントにアタリがあり、写真の魚の五目釣り状態でした。
その度に「この魚は何て言う魚?美味しいのん?」と友人に尋ねてました。マングローブへの根掛かりも沢山ありましたが、リールでの仕掛け巻上げを素早くすると根掛かりが減ります。
PM1時頃にチヌのポイントへ場所替えしました。友人の話ですと、浦内川の潮の干満で、チヌが通る道があるそうです。途中までは解明したけど、最後の行き着く所がまだ解らないと言ってました。チヌのポイントでは、殆ど入れ食い状態でした。小さい型のチヌはリリースしましたが、この日は全体的に小ぶりなサイズでした。時々、40〜50cmサイズがあがるそうです。
32cmサイズを刺身にして、小さいのはから揚げにして食べました。泡盛の肴にとてもGoodでした。
海でロウニンアジなどの大物を狙うスポーツフィッシングもいいですけど、マングローブの川でのんびりと風の匂いを感じながらするこの釣りは最高でした。全然、疲れない子供でも楽しめる釣りでした。超オススメです!!
写真のグルクンは、前日に友人が海で釣ったものです。
西表島地図