マーシーの海釣り日記【その67】
和歌山県日ノ岬のイサギ釣り
12月26日(日)和歌山県御坊の道太丸さんの乗合へ、友人二人と行きました。
今回、初めてお世話になった道太丸さんは、一見遊び人風の優しい船長とカワイイ奥さん二人でサポートしてくれました。
AM5:40出船で、ポイントの日ノ岬先端までは約25分。この日は、常連の地元の三原さんと3人でした。
北西の風がとても強くて、波も2mほどありました。風の寒さと波でいきなり酔いそうになりました。朝から何も食べていなかったので、すぐにオニギリとお茶を口に入れました。空腹は絶対に酔うので、オニギリ1個でも腹に入れて楽になりました。
日の出と共に仕掛けを投入しました。
仕掛けはクッションゴム付70号鉄火面天秤に船頭仕掛け2本針です。竿は50号負荷竿。撒餌にアミエビ、オキアミを抱き合せで針に付けます。水深は36m前後で、底から6m上げてアミエビを撒きます。4〜5回撒き餌をしたら、小ぶりのイサギが釣れだしました。鉄火面に空いている穴が大きいままなので、船の揺れですぐに空っぽになりました。
ポイントは日ノ岬の先端付近なので、魚種は多いそうです。いつもは10種類ほどの魚が釣れるそうです。
この日は大潮でイサギが多かったですが、イサギばかり釣れる日も珍しいそうです。
友人が小さいイシガキダイを上げました。
潮が速い時は天秤釣りで、潮が遅くなったら胴突でカワハギを釣ります。
この日も一度、潮が遅くなったので、カワハギを釣りました。数日前にも小さいイサギにクエが来て、5号のハリスで釣り上げたそうです。常連の三原さんの釣り上げた1尾のイサギも腹をかぶられていました。何が来るか?判らない楽しみがある海です。
ポイントを一度替えてからはイサギの入れ食いモードになりました。
タナを色々と変えてみましたが、イサギばかりでした。どんどん潮が速くなり、鉄火面の中にオモリを30号+30号で、最後は合計で130号になっていました。途中に奥さんが温かいコーヒーを入れてくれて元気が出てきました。
釣った魚も奥さんが一匹づつ絞めてくれました。とても有難いサービスでした。潮が遅くならないので、12時に納竿です。
準備としては、竿はカワハギ用、天秤用50号、大物用の100号。
仕掛けはカワハギ用、5号フカセ2本針、7号前後の泳がせ胴突1本針。
カワハギを狙うなら、餌のマムシがあるといいと思います。カワハギ以外の魚もOK。今回はイカの切り身を船から貰いましたが、断然匂いのあるマムシがいいようです。ただし、乗合の船で一人でもマムシを使うと、他の人のイカ餌の食いが悪くなるそうです。(釣りマナー上、事前の確認を!)釣果のイサギはとても油がのっていて美味でした。
刺身はカワハギ、イサギ。残りのイサギは塩焼き、鍋用のつみれ、一夜干の開きにしました。
来年は、日ノ岬(道太丸さん)の海が面白そうなので、通ってみようと思います。
来年も宜しくお願いします!
■道太丸 0738-23-4507 090-8888-5608
http://minnaga.com/dohtamaru/
料金 乗合¥11,000(エサ、仕掛け、氷、貸し竿)