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- マーシーの海釣り日記【その69】
和歌山県椿のアコウダイ・キンメ・クロムツ釣り
3月21日(月)前回に続いて友人と2人で和歌山県椿のめぐみ丸さんの乗合へ、今シーズン最後の深海釣りに行きました。
この日の乗合は6人でした。水温が上がってきたので4月からはイサギ、中深海釣りになると思います。
AM6:45出船。ポイントまで約30分。北の風、1mの波でした。
今回の貸し道具の竿は1.5m・150号負荷、リールはミヤエポックのCX-4HP。
仕掛け(自作)は30号の胴糸に18号ハリス。枝は約80cmに22号ムツ針(5本)オモリは400号。座席は右舷前でした。水深は500m前後。潮は弱い二枚潮でしたので、たまに底取りを確認しなければなりません。
船長の投入合図で「左舷(1)行こか〜!」「右舷(1)行こか〜!」・・巻取り合図は「左舷(1)〜(3)上げよか〜!」「右舷(1)〜(3)上げよか〜!」の繰り返しで釣ります。
前回同様、1〜2投目まではエサも獲られなくサッパリでした。3投目でエサのイカが少しなくなりました。「良し!ここのポイントはいけるかも!?」と4投目を投入。
底を丹念に探り、遂に「コンッ、コンッ」のアタリが来ました。糸を3mほど送ってやり、その作業を4回ほど繰り返して、船長の「右舷上げよか〜!」の合図が入りました。
リールのドラグを調整して巻き上げますが、ドラグを強く締めてもリールが唸りをあげます。少し期待しながら上がったのは62cmのアコウダイでした。前回初めて食べたアコウダイ鍋の美味の感動が頭を過ぎり、思わず心の中でガッツポーズでした。
5投目で本キンメダイが上がりました。キンメダイの綺麗な赤い魚体と水晶のように透き通った金色の目を見て感動しました。なぜ、キンメダイと言うのか?すぐに納得出来ました。キンメダイを包丁で絞めてバケツの海水に入れると、バケツの水面いっぱいに油が張りました。すごく油がのっているのが判りました。6投目に可愛いアナゴが上がりました。
その後、クロムツのポイント(水深は250m前後)へ移動しました。友人が仕掛けを底に落としてすぐにアタリがありました。上がったのはクロムツ3匹とガシラ1匹の4連でした。
自分も7、8投目でクロムツが1匹づつ上がりました。初めてお目にかかったクロムツの歯はギザギザでお化けの様でした。風が強くなってきたので、PM1時の納竿でした。他のお客さんも本キンメ、クロムツを沢山上げていました。
連休最後の日だったので、帰りの阪和道湯浅付近で渋滞していました。車の運転を友人と交代でしながら帰りましたが、眠たくてフラフラになりました。そして、家に着いたのがPM5時30分でした。休憩すると寝てしまうので、すぐに魚を捌きました。
アコウダイはお鍋と刺身、キンメダイは薄造り、クロムツは鍋と刺身で親戚を呼んで堪能しました。自分は魚を少しだけ食べて、ビールと芋焼酎でPM9時頃に気絶するように寝てしまいました。親戚全員、自分が寝た後も“美味のオンパレード”で楽しい宴会をしたそうです。後日にクロムツの塩焼き、アコウダイの味噌漬け、アナゴ汁、あら煮つけ、あらの味噌汁で食べました。
深海魚のゼラチン、コラーゲンは取り合いをするほど、親戚の女性陣に人気がありました。女性の美に対する欲望は昔も今も変わらないようです。「食べても“べっぴん”になる訳でもなく、一緒やと思うんですけど・・・。」自然の恵み(魚)に感謝です!
今回は薬局で売っている安い皮の薄ゴム手袋をして釣りをしましたが、手が暖かく、臭いも付かず、とても重宝しました。自分はインターネットのオークションで100枚入りを1,500円で買いました。
クロムツの説明は下記のHPを見て下さい。
http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/mutu_idx.html
http://www.hagi-kitamura.com/fish/kuromutu.htm
■ めぐみ丸 http://minnaga.com/megumimaru/chiyoka.html
電話 0739−46−0107 携帯 090−3488−4511
1人 12,000円 (エサ・氷・貸し釣り道具一式込み)
深海釣りの場合は 1人 14,000円
アコウダイ・本キンメ狙い (道具・仕掛け別)
仕立ては、相談に応じます
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