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- マーシーの海釣り日記【その75】
和歌山県印南の伝馬船
 5月21日(土)お天気も良さそうなので、太公望をしたくて和歌山県印南の木下丸さんの伝馬船に行きました。船外機ナシの船で2人で行きました。
AM1:30に家を出て、コンビニで弁当を買いました。途中、阪和自動車道の御坊で降りてすぐの"釣具屋オーシャン"でエサのオキアミ、アミエビ、マムシを買って42号線を印南に向かいました。桟橋へはAM3:30過ぎに到着しました。車は船の際で駐車できます。トイレは桟橋近くの木下丸の無料休憩所か釣具屋で済ませるのが良いです。船外機付きの船が3隻、船外機ナシが9隻でした。前回は船外機付きでしましたが、今回は船外機ナシでしました。
 
その理由は(1)船外機が付いていると、すぐに(場所移動)動きたくなってしまう。(2)親船の船頭さんが魚探と潮を見て、イサギのポイントへ船をおとしてもらえる。基本的にアンカーを打って、エサを撒いて魚を集める方が良いと思ったからです。船の料金はどちらも同じです。出船前に料金(2人―10,000円)を払います。
 
AM4:45出船。親船が9隻の船をポイントまで引っ張って行き、船頭さんの合図で後の船から、1つ前の船が後の船のロープを離します。ロープを放された船はすぐにアンカーを落とし、底着後2ヒロ伸ばしてアンカーロープを固定します。それを9回して伝馬船を9箇所のポイントへおとしていきます。
 今回の仕掛けは、天秤フカセ、フカセ、カワハギ仕掛けの3パターンです。2人で6本の竿を出しました。
最初のポイントは水深は約25m。船頭さんの合図でアンカーを下ろします。「アンカーは2ヒロ伸ばしてや〜!」「タナは10ヒロ、約15mでやってみて〜!それで釣れるわ〜!」船頭さんが魚探を見ながら指示してくれました。第一投目からそのタナでイサギが良く釣れました。天秤ズボ(5m)3本針の仕掛けを速く手返しして、イサギが集まっている間に沢山釣ることに心掛けました。1時間30分ほどでイサギのアタリが途切れました。
 
それから他2本の竿仕掛けを用意しました。潮は全然動いてなかったので、天秤仕掛けを2本にし、カワハギをマムシで狙いました。前回は型のいいカワハギが良く釣れましたが、今回はサッパリ当たりがありませんでした。4本の天秤竿にポロリポロリとイサギが来ました。AM10:00過ぎに親船が来て「アタリ止まったやろ〜!ちょっと沖へ場所替えよう!」と言って、船を引っ張って次の沖合いポイントへ移動してくれました。
 そこでは、イサギがポロポロ、オジサン、コロダイ。ガシラ、カワハギが釣れました。
昼から潮が少し動き出したので、大物(ヨコワ・タイ)を狙って完全フカセもしましたが、イサギがポロポロでした。何が来るか分からない海なので面白いです。
 お天気も良く、冷えた缶ビールを飲み、好きな釣り仕掛けをして、のんびりと横になりながらの太公望です。アタリのない時間帯は、交代でカエルの様に引っ繰り返って昼寝をしていました。ただ、日よけがないので、船の上で日干し状態です。日焼けが苦手な女性には向かないと思います。置き竿のカワハギ仕掛けにもカワハギが2枚来ました。
 
 PM1時から風が強くなってきました。納竿は2:40頃でした。親船が来て、前の船にロープを渡し、前の船からフック付きの浮きブイをもらい、アンカーのロープにそのフックを掛けます。親船が少し引っ張った後に、浮きブイの浮力で水面に上がったアンカーを船頭さんの指示で船に収納します。その作業を繰り返して、行きと同じ様に連なって桟橋へ帰ります。桟橋にはPM3:00着です。氷は桟橋のアイスボックスでもらえます。
 
帰りは印南インターから高速に乗り、家には5:00過ぎに着きました。そして、いつものように"くら寿司さん"で調理してもらいました。
イサギは刺身、煮付け、白子タマゴのお浸し、開き一夜干し、カワハギ刺身、コロダイの刺身、昆布ジメ、で完結しました。イサギは油がのっていて最高に美味でした。
伝馬船の釣りは、お天気さえ良ければ"最高の釣り空間"が味わえる釣りだと思います。
日焼けで真っ黒になりますが・・・。
 
 
■ 木下丸 http://www.andalpha.com/kinositamaru/
〔電話〕 0738(42)0313 〔FAX〕 0738(42)1070
伝馬船料金 1人 7,000円 2人 10,000円 (氷付き)
詳細は､HPで確認して下さい｡
■ くら寿司 06-6796-3766 定休日 月曜日
大阪市生野区巽南4-7-18(内環状線沿い､北向き左側)
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