TownPort Infomation on this site for Japanese domestic market only  JAPAN

ようこそ「マーシーの海釣り日記」ページへ

  • マーシーの海釣り日記【その76】

  • 和歌山県加太の“ゴマサバ”釣り
    ポイント(1).jpg6月4日(土)加太の勝栄丸さんの乗合へ、友人と二人で行きました。マダイが1枚でも上がればいいかな〜?と期待して行きました。結果は"ゴマサバ"釣りになりました。





    加太の鯛釣りは擬似餌釣りですが、一種独特の釣りです。狭い海流に船を流して釣る方法で、擬似餌は細長い三角形の透明なビニールをエサに見せかけて使います。仕掛けは船頭仕掛けの5本針、胴付きの30号オモリです。前半の疑似餌は、アジが好む白色のビニールです(シラスに似させているようです)後半はいつものオレンジ色のビニールです(ゴカイ、エビに似させているようです)
    ポイント(2)    ポイント(4)
    疑似餌白色    疑似餌オレンジ色

    乗合は4人で、自分達は前方にゆっくりと座りました。AM4:15出船、ポイントまでは10分ほどです。中ノ瀬戸を超えてウワテ(島裏側)の方に行きました。水深は30m前後でした。「底から3〜4回の誘いをかけて〜!」の船頭さんの指示。底からゆっくりとリールを3〜4回巻いて、又、底取りをする繰り返しです。
    海中は、白色や黄色っぽいクラゲだらけでした。仕掛けに付いたクラゲの足を指で取ると、指先がしびれました。「クラゲを触った指先はバケツの海水で必ず洗てや!洗わんと、そこらじゅう痛くなるで〜!」船頭さんの注意です。

    イケス後席の人にすぐにアジがきました。自分も4回目くらい船を流した所でアジのダブルが来ました。その後、AM8:30頃までサッパリとアタリが止まり、あくびが止まらず涙ポロポロで、眠くて眠くて倒れそうでした。目薬をさして誘いの速さを変えたり、誘い回数(タナ)を変えたりとしましたが、ダメでした。後の人に小さいタイが1枚上がりました。手前側のポイントに移動して"ゴマサバ"が釣れました。釣れないよりは釣れた方がいいです。加太のマサバは美味しいが、ゴマサバは美味しいのか?船頭さんに「このゴマサバは美味しいのん?」と聞くと「今まで加太にゴマサバが入って来た事がないので、ワシもまだ食うてないし判らんわ!今年は初めてゴマサバが入ってきたんや〜!」「ゴマサバやから旨ないんちゃうか〜!?」 "ガック〜ン"「何でもええわ〜釣れんよりマシや〜!」と言ってガムシャラにゴマサバを釣りました。潮の流れが速くなる境目で良く釣れました。
    AM11:00まで船頭さんは魚探でポイントを探りましたが、魚の食い気はなかったので、納竿になりました。魚探を見るだけで解るそうです。

    魚絞め(1) 釣果はアジ2、ゴマサバ11でした。アジの刺身は油がのっていて美味でした。ゴマサバの刺身もモッチリしていて、今まで食べたゴマサバで一番美味しかったです。残りは塩焼き、酢ジメにしました。サバ(青物)の鮮度は落ちるのが速いので、家に帰ってすぐにさばきました。
    加太の"ゴマサバ"は美味しかったです。

    魚絞め(2)加太の擬似餌釣りは、喰いの悪い時は誘いを速くするか?遅くするか?いつも悩みます。船頭さんは速くする方が良いと言いますが、ある人はゆっくりの誘いにした方が良いと言います。
    各ポイントによっても地形、潮、タナも違うし・・・。もっと加太へ通い、授業料を払う必要があるようです。奥の深い加太釣りです。その代わり、どの魚も超美味です!加太専門に通う釣り人も多いのが、少し理解できました。

  • ■ 勝栄丸さん 0734-59-0508 
    乗合¥12,000 (仕掛け、エサ、氷、暖かいおしぼり付き。船トイレ完備)
    船の前の駐車場は加太漁港へ¥500必要です。
    釣果    刺身




mail


Copyright© 2003 town port Osaka,