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マーシーの海釣り日記【その77】
和歌山県初島沖の"チョクリ釣り"
6月25日(土)知人の船のお誘いで初島のアジ、サバの"チョクリ釣り"に友人2人と行きました。今回初めて誘ってもらった知人は、クルーザーも含めて7隻目の船になるそうです。釣り好きなので最終的に漁船タイプのヤンマー船になったそうです。昔から毎週ほとんど船を出して釣りをしてきたので、 釣り船の船頭さんと同じくらいの経験と知識があります。仕掛けも全て自作ものです。私の理想とする生活パターンで、とても羨ましいです。今回も沢山の事を教えてもらいました。
AM3:00に大阪を出て、船を留めている谷川のマリーナにAM4時に到着。ポイントの初島沖までは約45分でした。
到着後、すぐにシーアンカーを後部に降ろします。アンカーの水深は約24mに合わせました。水深は約50m。シーアンカーが潮との馴染みが悪いと、速く流されてしまいます。今回はバッチリでした。
"チョクリ釣り"は、船に装備している8mの竿に写真の疑似針(10本)を付けて、船の揺れの誘いで回遊している魚を釣る釣りです。写真の30フィートの船で前後4本(合計40本針)を出します。6月に入ってから毎週来たそうですが、先週まで朝イチから2〜3時間で、200本近くのアジ、サバが釣れていたそうです。
釣れだしたら船の上は、戦場のようにバタバタと忙しくなり、サバの10連は強烈だということです。今回はいつもに比べると、全然釣れない部類だと言っていました。
その理由は?
(1)ヨコワが入って来て、魚の群れがバラバラになって小さくなった。
(2)AM2:00頃に海南を震源とする震度2の地震があった。
・・・からかな?
ヨコワに追われているのか?小魚のナブラを沢山、船の周りで見ました。船の8mの大きな竿が海中まで曲がる大きなアタリも1回ありました。ハリスを一発で切られましたが、多分ヨコワだと思います。先週、知人は竿2本分のチョクリ仕掛けの針が、ヨコワの体中にからまって60cmのヨコワを運良く釣り上げたそうです。とても美味だったそうです。
今日出た別のマリーナの船は1mほどのヨコワを船際まで手繰って逃げられたそうです。"ヨコワの顔と体だけ見た"と行っていました。ヨコワ狙いで流し釣りをするのも面白い!と思いました。知人は来週、30号の仕掛けを準備してヨコワを狙うそうです。
それでも4回ほど場所替えをして、PM1時頃までの釣果はアジ8・サバ38・ソーダカツオ1でした。その後PM3:30まで磯近くにアンカーを下ろして、サビキの五目釣り、エギでのアオリイカ釣り、マムシをエサにしてのカワハギ釣りなどで遊びました。
5月〜10月頃の和歌山初島沖での"エサを使わないチョクリ"釣りは、究極の釣りの1つだと思いました。沢山釣れるし、結構、ハマる人も多いそうです。
4本の竿先を見ながらの待ちの釣りなので、とても暑かったです。が、とても面白い釣りでした。チョクリ釣りの歴史は30年もないのでは?少し興味が出ました。
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