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マーシーの海釣り日記【その94】
- 兵庫県明石のマダコ釣り
7月15日(土)今年も恒例の明石マダコ釣りに友人と3人で行きました。今年の明石タコは例年になく不漁で行くのを迷いましたが、目標を一人10パイと運動不足解消を兼ねて行きました。毎年、この季節に家での1年分の明石マダコを釣っていましたが、今回は諦めました。今年の瀬戸内海は水温が低くマダコの産卵時期に悪影響をもたらしたと思います。前日に近藤丸の船長の方から「タコがおらん!釣果が期待出来ないから中止しよう!」の連絡を自分に入れようとしたけど連絡がとれなかった。ということでした。朝イチから悪い予感がしましたが、結果から言うと最悪の結果でした。
AM 5:00 東二見港を出船して、鹿の瀬ポイントを目指しました。お天気は蒸し暑い曇り空でした。到着後、船の前後にシーアンカーを入れ、釣り開始です。写真のタコスッテは一人5本を担当して、左右で15本出しました。
潮は流れない悪いもので、周りを見るといつの間にか濃霧で真っ白になっていました。明石海峡は航路なので、濃霧の中でタンカーなどの船の汽笛だけがあちこちで鳴り響きます。視界は20 〜 30mで隣船の人の声は聞こえるのに船は見えない気持ちの悪い状況でした。近づいてくる船のエンジン音は聞こえるのに船が見えなく少し怖かったです。何となく幻想の世界に迷い込んだみたいな空間で、不思議な感じがしました。タコは霧が出るとあまり釣れないそうです。
その後、濃霧もましになり少し潮もよくなった時間帯にパラパラとタコ(小)が2ハイ上がりましたが、反応は最悪です。AM 9 時過ぎに「アカ〜ン!帰ろか〜!」の掛け声で早帰りになりました。
なんと釣果は3人でタコ(小)が2ハイだけでした・・・。桟橋で船長が前日までに釣っていたマダコ(中)7ハイをくれました。「あ〜、これでタコ焼きが出来る〜!よかった〜!」一人3ハイを持って帰りました。友人も前日までにご近所、友達に「タコのお土産を持って帰る!」とふれ回っただけに、帰りの車中では言い訳を3人で笑いながら沢山出し合って帰りました。
中には、
・「ホームセンターでガスコンロとタコ焼き鉄板を買うて待っとけよ!」
イタメシ屋をしている友人には、
・「今日のディナ-のメインディッシュは、瀬戸内明石のマダコ料理を考えて黒板に書いとけよ!」
居酒屋をしている友人には、
・「タコ沢山持ってくるから買うてくれよ〜!」
など・・・3人共、各方面、家族におおぼら吹きになって信用がなくなってしまいました。
家では船長にもらった貴重なタコを噛み締めて堪能しました。タコぶつ・薄造り・タコ焼きをダシで。やっぱり明石のマダコはとても美味しかったです。が、悲しかったです・・・。
笑わなしゃ〜ない〜!
今年の明石マダコは不漁です!
タコがダメならイカがある〜!
タコ釣りの詳細はよく釣れていた頃のバックナンバー
【No79】http://www.townport-japan.com/my_page/fishing/info/index79.html
【No62】http://www.townport-japan.com/my_page/fishing/info/index62.html
【No44】http://www.townport-japan.com/my_page/fishing/info/index44.html
を見て下さい。
■明石東二見の「近藤丸」
料金は4人まで37,000 円。(仕立てのみ)
078-942-4506
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