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  • マーシーの海釣り日記【その62】
    兵庫県明石(東二見)のマダコ釣り
    疑似餌7月11日(日)今年も楽しみにしていた明石のマダコ釣りに友人と二人で行きました。去年より2週間ほど早かったですが、沢山釣れているようです。AM3時に大阪市内を出て、明石西インター〜コンビニ(オニギリ、お茶、トイレ)〜桟橋までAM4時20分でした。桟橋は東二見港の突き当たりの道を左折(右折すれば西海丸)した所です。車は桟橋の堤防沿いに停めれます。今回は近藤丸さんの手配船になりました。通常より大きめの船で、写真のタコ漁師親子でサポートしてくれました。出船はAM5時で、ポイントの西方の沖合いまで約25分ほどです。仕掛けは船頭仕掛けの手釣りで、手のスナップと遠心力を使って疑似餌を投げるだけです。右舷6本、左舷6本、トモ(船頭さん)4本の合計16本を使いました。日曜日だったので、プレジャーボートも含めて沢山の船がタコ釣りをしてました。
    釣り糸 船は西方から潮の流れで東方(明石大橋側)に流して、又、上るの繰り返しをします。船が流される速さは、前方のシーアンカーと後方のチェーンアンカーで調整します。速く流せば仕掛けを投げ直すのを速くしなければならないので、炎天下の中で体力が持たなくなります。船頭さんはその都度、調整してくれます。第1投目から釣れだし、納竿の11時まで釣れてました。タコ釣りはこの日の小潮の時が良く、コンスタントに釣れます。去年の小潮以外の潮止まりでは、ほとんど掛かりませんでした。投げた仕掛けは、潮の流れで船の際によって来たら投げ直します。疑似餌にタコが抱きつくと糸がピンッと張り、そこで糸を勢いよく引く合わせを入れて巻き上げます。写真の船頭の息子さんは、仕掛けを2本同時に投げてました。当然、僕には無理でした。

    釣り状況 釣り状況
    2本投げ 釣果

    ■タコ釣りポイント
    @糸を手で巻く時は、張力のたるみをつけないようにリズムよく巻き上げる。たるみの間があるとバラシになります。
    A糸を引っ張る合わせは勢いよく入れる。弱いとタコに針が引っかからず、途中でバレます。
     潮下の合わせは糸がたるんでいるので、潮上の合わせより大きく入れる。手で引っ張ってそのまま体を回転させるぐらい。
    Bとにかく仕掛けを大切に扱う(糸を足で踏まない・もつれさせない・針の曲がりを直す・船の際に来た糸はすぐに投げなおす・シーアンカー、チェーンアンカーに引っ掛けないなど)
    C仕掛けを投入する時は、周りの人に最大限の注意をはらう。
    足で糸を踏んだまま投げると、投げた仕掛け(オモリ付き)が反動で船に戻ってきて大怪我をします。
    D指サック(2つ)は必需品です。短パン、Tシャツ、サンダル、クーラー、氷、タオルだけ用意すればOKの釣りです。
    タコ釣りの詳細他はバックナンバーのNo,44No,31No,9No,3を見て下さい。
    家にはPM1時30分に帰りました。釣果は二人で182で、1人91。家に帰ってからの塩でのヌメリ取り、頭をひっくり返しての内臓取り、タコ湯でと氷シメ、袋詰め、冷凍保存梱包に3時間掛かりました。もうタコを見るのも嫌になるくらいでした。当分は冷蔵庫を開けるとタコの袋が落ちてくる状態です。

    釣果 釣果
    釣果 釣果

    釣果は生タコと湯でタコの刺身。頭の中の内臓(タマゴなど)は煮物。カセットコンロとタコ焼き鉄板でタコ焼きをして、ダシで食べました。
    その日に、たこ焼き材料のネギ、天かす、たくわん、キムチ、小麦粉、紅ショウガを近所のライフに買いに行きましたが、鮮魚売り場でパックで売られている明石のマダコの値段を見てビックリしました。手のひら弱ほどのサイズが¥370もしていました。今回の釣果は市場価格のg換算で、少なくても1人5万円分以上は釣ったと思います。モロッコ産のタコが値上がりしている今年ほど値打ちがありました。今年もタコには困らない1年になると思います。

    タコ焼き タコ焼き
    タコ酢

    【タコ釣り状況平面図】

    タコ釣り状況平面図

    ■明石東二見の「近藤丸」 
    料金は4人で37,000円。(仕立てのみ)
    078−942−4506


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